ヤンゴンLog

ヤンゴン暮らしとその他出来事の記録

直行便の再開を期待したいが、事態の予測は難しい。。。。

今週のニュースで見かけた、ANAのヤンゴン便終了の件。


直行便の有無で渡航に不安を感じるような方は、もう現地には居ないだろうけれど、
それにしたってなんとも寂しい話である。


また再開することを願いたいが、こればっかりは誰にも予想がつかない。


個人的に思っていることなのだけれど、
ミャンマー国内の細かな出来事をどうのこうのと言っても予測の足しにならない。


そもそも2010年以降にいくつもの国で起きた政変自体が、
個々の国の内情のみから引き起こされた現象とは限らない。


現実に今日も2010年以降に政変が起きた国で、再び政変が起きているように、

後に振り返ると、今は未だ2010年以降のうねりの渦中なのだとすると、
局地的な地域の出来事に一喜一憂しても予測の足しになるとは考え難い。


加えて近年、独裁的な政治体制にある複数の大国が勢いづいている背景から、
民主化への道の上にはむしろ、逆風すら感じられる情勢とも考えられる。


特に独裁的な国々からは、民主主義や資本主義の台頭が長期に渡ったことで、
結果的に世界の格差は拡大したのだと言う認識が、事実として語られたりする上、


実際、GAFAやそれに類するような、一国を脅かす程の巨大企業を醸成した背景は、
民主主義や資本主義だと関連付けると、その脅威への認識は今や世界共通なのだから、
その立場の似通った国々からのみ圧力が掛かったところで事実上は説得力に欠ける。


もちろん、どの国も平和でより豊かであってほしいと願う点は変わらないのだけれど、
現実は厳しいと言わざるを得ない、何とか解決に向かうことを願うばかりである。

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