ヤンゴンLog

ヤンゴン暮らしとその他出来事の記録

犯罪者ではない若者が命を奪われると言う現実

yanlog

昨日、ついに死者が出たらしい。正確な情報ではないかもしれないが、
19・20歳くらいの若い女性との情報が入った。
(現地人のFB等に実名で加害側・被害側の顔写真やその時の画像もアップされている)


※ 追記:同日夜の日本国内の報道から、頭に銃弾を受けた上記の女性は、
  ヘルメット着用だったこともあり亡くなっていないが意識不明の重体らしい。


私も以前は現地で人を雇用していたが画像を見る限り、
極普通の生活を送っていた若者にしか見えない。


一人の外国人として個人的な目で見た限りでは、
ミャンマーの場合、2015年の民主政権誕生以降、経済状況が停滞したと言うのに、国民は妄信的に民主政権を支持していたように感じている。
そういう意味で2020年に実施された選挙結果は、えらく偏った結果になったような気がしたが、それ以前の数十年に渡る出来事が国民に刻まれているから、やっと現れた民主政権が輝いて見え過ぎ、政権運営能力の課題など暗い部分は目に入らないと言うことかもしれない。


誤解を恐れずに言えば、このあたりの感覚は良し悪しは別として、個人的には理解し難い。


ただ、唯一間違いないと感じることは、重罪を犯した訳でもない極普通の若者の命が奪われると言うことが起き、これをきっかけにさらに事態が悪化して行くとすると、それで良いはずがないことだ。


以前の私も含め在住外国人の場合、外国に住んでいて都合が悪いことが起きれば、母国へ帰ると言う選択肢がある。厳しいことを言えば、その土地で理不尽な目にあったとしても、外国人の場合は本人の選択が招いた結果だ。


しかし、現地の方は違う。特に若者はその社会に対しまだ責任を負う立場になく、母国を離れると言う選択も難しい立場にある。そんな中、若いがゆえに感情的になり易かったり、周囲の行動に影響され易かったり、今回のような民衆が蜂起する場面では、犠牲者となり易い特性がある。


外国人が勝手なことを言っているに過ぎないが、全く理不尽極まりない。
もし私が今も、外国人として現地に居たとしたら少なくとも、
周囲の身近な若者だけでも、その行動を控えるよう話をするだろう。


(胸の熱さで銃弾をも溶かせるとか、バカな妄想ができれば止めないだろうが、
 そんな無責任さ・冷酷さ、また妄想力を持ち合わせていないからだ)


もし、それが我が子だったら、1万分の1の確率であっても、
銃弾を浴びる可能性を容認し、止めずにいられるだろうか?


あくまで個人的な考えに過ぎないが、その国の政治家が誰であるかよりも、
目の前にいる縁のできた人の命の方がよっぽど大切だ。
今、縁のあった若者に直接声を掛けられないことが残念で仕方が無い。

ブログランキング・にほんブログ村へ