ヤンゴンLog

ヤンゴン暮らしとその他出来事の記録

いやな噂がやはり真実になるということは?

先日、小耳にはさんだ噂の話を書いたのですが、


やはり真実になってしまい、11月21日から12月5日まで、
改めて外出自粛要請が発表されたのだとか(強制ではなく要請のようです)


しかしながらこの件を振り返ると、この国は予測不可能性が高いと思っていたのだけれど、
こうなると意外と予測可能なのかもしれないなと、改めて考えさせられます。
(まさかと思う嫌な予感は、だいたい現実となる正しい予測であるという話)


そう考えてみますと、この国で外国人(特に個人や中小企業)が事業運営する上で、
どのように捉えると良いのかと言う点に関しても、おのずと答えが見えてきます。


分かり易い話、小規模事業者にとって厳しい変化が高い頻度で不定期に起こる。と言うことはだいたい傾向が掴めているのだから、よほどの浮力(魅力)となる何かが無い限りは、この国での事業で黒字化が困難な点と、それでも長期に渡って事業を続けるとするなら、よほどの目的やしがらみでもないと、普通の人にはなかなか価値を見出すことが難しいという点。


逆に考えると、上記のことを踏まえて十分な何かを持っている者にとっては、競合出現数の少ない有望な市場であると考えることができるかもしれない。


実は予測不可能ではないのに事業運営が難しいと感じるのは、環境が悪いのではなく自身の魅力や柔軟さ、あるいは覚悟が足りない可能性もある。空路が再開される前にその辺りの事を見つめ直す良い事例だった。


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総選挙が終わり開票結果に伴う今後の見通し

ミャンマー5年ぶりの総選挙が11月8日に実施されたそうですが
それから2日が過ぎ、アメリカ大統領選挙も一服した感もありそろそろ
日本のメディアもミャンマーの総選挙を少しは報道するのだろうか
そんなことを思いながら過ごしていたら何だか不思議な情報が入った


「ミャンマーの複数の町で有権者数より投票数が多い」そんな情報だ
しかも、有権者数=千数百の町で、投票数=二千数百なんて話もあるとか
さすがと言うのが適切か、やっぱりと言うのが適切かは分かりませんが
想像した向きの斜め後ろから不意打ちをくらうようないつものパターン


見方を変えれば、今回の選挙後もミャンマー国内はいつもの日常が続きそうだ
(予測不可能性が高く物事を進めるのに困難な傾向は変わらないと言う日常)


ミャンマー国内で暮らす者にとっては
前から日常的に予測不可能な事が多く常に大きな振れ幅を持つ訳なのだから
それがそのまま続きそうという点で、とても安定感のある国だと言える


例えば、日本のように一見は安定感のあるように見える国が、いつか突然に
年金を含む社会保障制度が崩壊するのだとしたら、それは安定しているのではなく
突如訪れる大災害と同じように、不安定さが見え難いだけに過ぎないのだから
そのような点を考慮するとどちらが良いとも言い難い面もあるから面白い


多少の混乱を含め選挙結果はどこが勝った負けたか、そんな事は大した事ではなく
(一時的に混乱が起きても、そもそも振れ幅の大きいから改めて恐れる事ではない)
逆に混乱なく秩序正しく物事が進む方が、この国が急変していることになるのだから
今回の選挙結果は極めて安定して、この国らしい傾向が続きそうだと言う結果だ


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いやな噂が聞こえてきて衝撃を受けた件

ヤンゴンはロックダウン風の対策を取っているが
12月辺りを目途に空路を一部再開するのだとか
若干明るい話題が聞こえ、期待し始めていた最中
噂に聞こえた気になる話がございまして


11月8日の選挙後、連日の感染者数が1000人越えの状況が続けば
再びロックダウン風の対応を強化する。そんな噂が聞こえてきました
ミャンマーに長期滞在した方ならその雰囲気に想像がつくかと思いますが
この何とも言えない何だか滅茶苦茶な感じ十分あり得るから聞き流せません


本音を言いますと、もうそろそろ空路再開してほしいと思う反面
あの医療事情の悪い国で現状のまま解放されても困る面も否めず
ワクチンと治療薬できるまで何も期待しない方が一喜一憂しなくて済む
そんな割り切りの気持ちの方も相当大きくなっていますが
果たして明日8日に控えた選挙後、どちらに振れるのでしょうか?


一人のよそ者(外国人)の目からこの5年の現地経済状況をみると
いっそ前政権に戻っても良し経済政策がマシになれば現政権でも良し
選挙の結果自体には大した興味はないと思っているのだけれど
ロックダウン風の状況が長引くと影響が大きくて参ります


きっと日本から、あぁ、あの店のあの子、元気にしてるかな?などと
半年ちょっと前の状況を思い出してる人も多いのではないでしょうか?
いやいや本当に変な話を小耳に挟みましたが真実ではないことを願いたい


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